シンソンです。
対馬100km徒歩縦断から一年がたった頃。(以下の記事参照)
同期のパラ君がこの話を聞いて
「俺もやりたい!」
と言ってきたのでじゃあ1ヶ月後くらいにやるか〜と思ってたら
就活とかが忙しいので来週やろう!
と言ってきた。
まじかよ。
まぁパラ君は体力に自信があったので問題ないか。
ということで今回の企画を実施するに至ったのである。
しかし、この挑戦が想像以上に厳しいものになるとは、その時はまだ知らなかった。
車では寝れん
計画ではスタート地点まで友達に車で送ってもらう間に俺とパラ君は睡眠をとってスタートするという手筈だった。
うーん一睡もできん!
そのままスタートする羽目になったのでなかなか幸先が悪い。
目標変更
対馬では20時間を切ることができたこと、体力に自信があったことから18時間を切るという目標を立てた。
しかし、40km地点で体力を大幅に奪われる結果となりました。また、途中で警察の方から事情聴取を受け、思わぬ時間を取られてしまった。
このペースでは厳しいと感じたため、19時間に目標を変更した。
葛藤と選択
今回の挑戦では、対馬では20時間を切ってゴールしていたので「せめて19時間は切りたい」という思いが強かった。
そのため、60キロから90キロの区間でパラ君に無理をさせてしまった。
90キロ地点でパラ君の苦しそうな姿を見て、このままでは100キロ完歩も危ういと感じました。
そこで、残り10キロ地点で
「少し休もうか」
と提案した。
それはほぼ19時間を切ることを諦める宣言に近いもの。
ギリギリまで悩んでこの言葉を吐き出した。
パラ君は糸が切れたように倒れ込んだ。
この選択が正しかったのかどうかは、今でもよく分からない。
しかし、その後の10キロは会話する余裕も生まれとても楽しかった。
挑戦の結果と振り返り
結局、19時間を切ることはできませんでした。
でも最後の10kmがあったから今回の挑戦を「楽しかった」と笑い合える良い思い出に昇華できたのだと思う。
反省としては夏の暑さと睡眠不足である。
熱中症なのか80km地点では吐きそうになりながら歩いたのを覚えている。
次への決意
天草100キロは、予想以上に過酷な挑戦だったが、その中で得た経験や仲間と分かち合った時間は、かけがえのないものとなった。
また、この挑戦をする機会があれば、次こそはもっと良いタイムでゴールできるように、準備を整えて挑みたいと思う。